9-6. DNA導入の一般的方法
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組換え操作を終えて完成したDNAコンストラクト(DNA構築体)は続いて細胞に導入される
導入には細胞種別に、目的に適した下記のいずれかの方法が採用される
1. 細胞に接触させる
操作が単純で大量処理に向いているが、一般に導入効率は低い
2. 物理的(力学的、電気的)に注入する
特別な装置を必要とする
3. ウイルス・ファージの感染性を利用する
特異的受容体を介してウイルスが細胞に吸着するため、導入効率は高い(~100%)が、DNAサイズに制限があることが多い
ウイルス特異的効果(e.g. 細胞の死、DNAをのゲノムへの組込み)が出ることがある